この度、明治大学の小林繁教授のご著書『障害をもつ人の「自立」と人権―学びと就労のために―』が出版されました。本書の表紙写真には、もぎたて農業部をお選びいただいております。
また、第6章「障害をもつ人の就労支援の展望と課題―ソーシャルファームと農福連携―」においても、もぎたての実践が紹介されています。
「障害をもつ人の「自立」と人権-学びと就労のために-
【主要目次】
第1章 「自立」と「依存」の相剋を超えて――相互依存と相互扶助の視点から
第2章 障害をもつ人の人権から考える――優生思想と「固有の尊厳」
第3章 水俣における共生のまちづくり――「ほっとはうす」から「きぼう・未来・水俣へ」
第4章 北欧・イタリアでの精神保健福祉・教育文化の取り組みをたずねて
第5章 精神障害当事者のリカバリーを支える――米国のヴィレッジISAの取り組み
第6章 障害をもつ人の就労支援の展望と課題――ソーシャルファームと農福連携
第7章 障害をもつ人が働く喫茶(カフェ)の可能性と課題――コロナ禍での対応をめぐって
終 章 北田先生の近藤益雄論によせて
【著者紹介】
小林 繁(こばやし・しげる)
明治大学文学部専任教授。専門は社会教育。主な著書に『現代社会教育/生涯学習と社会教育職員』(クレイン)、
『障害をもつ人の学習権保障とノーマライゼーションの課題』(れんが書房新社)、
『地域福祉と生涯学習』(編著、現代書館)など。